HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

陳光誠の脱出 周永康に一撃

2012年04月28日

 新唐人日本2012年4月29日付ニュース】中国山東省の盲人人権活動家陳光誠(ちんこうせい)さんが当局の監視から脱出し、外部に一家が長期にわたって受けた虐待と不法軟禁を暴露しました。時事評論家文昭(ぶんしょう)さんは、熾烈な内紛が続いている中、陳さんの脱出は周永康(しゅうえいこう)に更なる一撃を加えたと分析します。

 
時事評論家 文昭さん
「陳光誠さんの脱出は明らかに背後に秘密があります。陳さんは厳しい監視下に置かれ、村には7~8重に封鎖されており、その上 村を出てからも北京までは数百キロの道のりです。間には至る所に検問所があるため、何時追いつかれるかわかりません。行動不便な盲人を助けて、このような複雑な逃亡を成功させるには、緻密な計画と準備が必要です。実行するとなると、普通の人権擁護者や団体が簡単に出来ることではありません。
 
更に 面白いのは、陳さんは公表した映像の中で、先ず最初に温首相に要求を述べています。温首相自らがこの事件の責任者を処分し、この問題を解決してほしいと訴えています。なので 事件の背後には幾重もの秘密があるように思えます。その面白さは決してハリウッド映画、『ミッションインポシブル4』に劣りません。事件の細部を公表すると、相当人を引き付けるでしょう。
 
もう一つ、陳さんは公表した映像の中で、彼に対する迫害の具体的な事を暴きました。特に言及したのは、彼および家族に対する殴打には、地元の政法委員会書記や地元県の警察も加担しています。明らかにこれらの暴行は政法系統が行っているのです。問題はどのレベルの政法委員会からの命令なのかです。私が思うには、陳さんに対する処置は
沂市政府だけが決めたこと、或いは山東省政府の決定ではないのです。地元政府は中央に報告し、中央の指導者が決定を下すのです。
 
なので 中共中央政治局委員のレベルでこの事を知らないという事はありえません。以上の原因から見て、私が言えるのは、陳光誠への迫害の決定は政法委員会のトップ・周永康にたどり着きます。周永康は現在さんざんな目に合っています。薄煕来事件の泥沼以外にも、陳光誠事件の暴露によって、政法委員会の暴行、悪行が赤裸々に国際社会に晒され、しかも当事者が生身で語っているのですから。全く 言い訳できないでしょう」
 
 

 

トップページへ